引越し業者近年の動向

引越し業界はそのサービス向上のために各社しのぎを削っています。 2003年以降は運送事業者に対して、その運賃の設定が事後届出制になったことで、新規参入引越し業者への参入障壁が少なくなりました。ただ一方で、引越し業界において長年力を持ち続けている企業があるのも事実です。その筆頭が日本通運です。日本通運は明治時代から、国営企業として存在する企業であり、明治期、あるいは考えようによっては江戸時代以前からの日本全国の陸送ネットワークを駆使して、その事業を現在にいたるまで展開してきました。日本通運は企業の一事業部門の中で引越しサービスを行っているわけですが、その売上高は引越し業界の中で常に首位の座に輝いています。ただし、近年は後続の企業がこの日本通運の引越し事業規模に迫ってきています。ヤマトホームコンビニエンスやサカイ引越センター、そしてアートコーポレーションが、三つどもえとなって、日本通運の売上高に迫ろうとしています。すくなくとも今述べた3社は、2社集まれば、日本通運の売上高をあっという間に追い抜いてしまう規模です。あるいは、この3社をやや離れて追いかける引越社などと合わせても、日本通運の売上高を追い抜くことになります。さて以上は大手に限った話ですが、現在では全国各地に独自のサービスを提供している地元ローカルの引越し業者が存在しており、インターネットを用いた広告塔見積もりによってその規模を拡大しています。